カラオケでいつもよりちょっと上手に聞かせるコツ教えます!

W610Q75_54

病は気からってよく言いますよね。これは、病気だ病気だと日ごろから思っていたら実際に病気にかかり易くなってしまう。常に元気だとポジティブに生活することによって、病気になりにくくなるといったような意味がありますが、歌に関しても同じです。

自分は音痴だとずっと思っているとなかなか歌は上手くなりません。また、音痴だと考えている人は自分に自信がないため、声が小さくなったり、震えたりしがちです。そうなるとますます音痴に拍車がかかってしまいますよね。

実は、カラオケに対しての意識を変えるだけでも歌は上手になるのです。今回は、そんなカラオケをする上での心の持ち方についてご紹介していきます。

どうしても、歌うのが苦手だという方、是非ご一読いただいて、なにかご参考になる点があれば実施してみてください。

■カラオケがなぜ苦手か考えてみる

まずは、なぜカラオケが苦手なのかを考えてみましょう。

あなたはなぜカラオケが苦手ですか?という問いかけに「人前で歌うことがイヤ」という方もいらっしゃるでしょう。では、なぜ人前で歌うことがイヤなのでしょうか。

人は誰しも、褒められるなら褒められたいし、できるだけいいように取られたいものです。カラオケが苦手という方の中には、「下手に思われたくないからイヤ」という方や、「皆の前で以前歌ったら変な空気なった」という方もいるでしょう。つまり、カラオケに対してというよりも、人前で歌うことに対して、周りの目を気にしているということになります。

では、アナタは他の人が歌う時にどうですか?そこまで意識して聞いていますか?上手な人の歌を聴くと「うまいなぁ」と思うことはあるかもしれませんが、普通の人の歌などを聞いていても特に何も感じないことの方が多いのではないでしょうか。

アナタの歌声も同じです。周りの人は自分で思っているよりも、歌をそこまで聞いていませんし、歌の上手い下手はそこまで重要視していません。

むしろ、楽しそうにしているや、つまらなそうにしているなどの雰囲気を見ています。つまらなそうにしている人ほど目立つものです。歌うのがイヤでも、せめて他の人が歌っているときは、楽しそうにしておきましょう。

■人はそんなに聞いていないと割り切る!

カラオケで歌うのが苦手な方は苦手だという意識と、周りの目を感じるという自意識からどんどんカラオケが苦手になる事が多いです。

でも、先ほど説明した通り、人はそこまで歌の良し悪しを気にしていません。下手でもいい!くらいの割り切りで声を出して歌ってみましょう。

まずは、出来るだけみんなの知っているノリの良い曲がオススメです。そうすると、もし途中で歌えなくなったとしても、周りの人が代わりに歌ってくれたり、みんなで合唱になったりします。

はじめから一人はイヤだとお考えの場合は、誰でもいいので「一緒に歌おう」と誘ってみましょう。そうしてみんなで歌っていくうちに、苦手意識はだんだんとうすれていくのではないでしょうか。

また、歌が上手と言われている人は、そういったことを気にしない人も多いです。上手に歌おうと気負わないで、楽しく歌おうという心掛けをすると良いかもしれません。

W610Q75_53

歌っているときに、どこを見ていいのかわからない…なんていう方も多いのではないでしょうか?

もちろん、歌詞をじっと追ってもよいのですが、そうなると、どうしてもそちらに集中して盛り上がりに欠けたり、歌詞を追うあまりに歌に感情が乗らなかったりなどがあることも。でも、誰かを見ながら歌うわけにもいかないし、歌っている最中に目が合うと若干気まずいと感じる方もいらっしゃいますよね。

では、歌っているときの視線は一体どのようにすればよいのでしょうか?

まず、大切なのは、下を向かないということです。視線が下に行くと、どうしても、顔全体が下に向いてしまい、のどが絞まってしまいます。

のどが絞まるとせっかくの歌声がつぶれてしまい、キレイに出ませんので、注意しましょう。

また、下を向いていると、ノリが悪いと思われたり、「歌いたくないけど、無理に歌っているのかな?」などといった印象も与えかねませんので、歌を歌う時は下を向かないようにしましょう。

目線は基本的にはまっすぐ前を見るのが良いとされています。これは、まっすぐ向くことにより、口も正面を向きますので、まっすぐ声が出るため、発声がきれいに聞こえるのです。この時マイクもまっすぐ持つとよりきれいに歌声が聞こえます。

しかし、画面に現れる歌詞を追ってばかりなのはオススメしません。歌詞を追うと、どうしても、その文字に目が行ってしまい、リズムがずれたりもありますし、感情を込めるのが難しくなったりもします。

正面の映像を見るくらいの感覚が良いでしょう。

また、プロの歌手の方が歌っている姿を見てみてください。多くの方が、正面を向いて歌っているように見えますが、その目線はどこかうつろでどこを見ているのかわからないなんていうことありませんか?

こういった場合、多くの歌手の方は、まぶたの裏にその歌の情景やイメージが流れていることが多いのです。そうすることにより、より一層感情移入して歌っているのです。

また、目線を効果的に活用する方法もあります。周りと一緒に盛り上がりたいなんて言う時は、曲のリズムに合わせて目線をそれぞれ聞いている人に動かしてみてください。

この時、小さくうなずきながら歌ったりすると、周りもノッてくれ、一緒に歌ってくれたり、リズムを取ってくれたりと盛り上がってくれるきっかけになったりもします。

周りが盛り上がりたいと考えているのに、一切聞いている人の方を見ずに、淡々と歌われていたら、やはり盛り上がりにくいですよね。

そのため、一緒に雰囲気をよくしたい場合は、歌の途中にちょっとした目配せを行うことを大事にしましょう。ただし、ずっと同じ人を見続けるのはNGです。相手に不快な印象を与えたり、あらぬ誤解を招いたりする恐れもありますので注意してくださいね。

歌っているときの視線は案外難しいものですが、うまく使うとその場の雰囲気を盛り上げることもできますので、ぜひ活用してみてください。


W610Q75_52

「自分は音痴だ!」という言う人がいますが、そのように認識をされている方の多くが、実際に音痴ではなく、改善することが可能であると言われています。

音痴というのはそもそも自分が音痴であることも気が付いていない状態のような方が真性の音痴であり、歌いたい曲と歌っている自分の声の音程があっていない!ときちんと認識されている方は、矯正できる仮性の音痴と言えます。

仮性の音痴の方の場合は、音感を鍛えれば、難なく音痴から脱出できるようになるのです。

では、そもそも「音感」っていうのは一体なんなのでしょうか?

音感とは、楽器などを使わなくても、「これは何の音だ」ときちんと認識出る能力のことをいいます。また、世の中には「絶対音感」や「相対音感」を取得している人もいて、これらの人の場合は、日常の様々な音を聞いても、これは「ド」だなどと音階を把握することができるようです。

プロでもない限り、歌を歌う時にそのような専門的な部分までは必要ないですよね。曲を聴いて、その曲と同じ音程を取れたらよいということになります。

大前提として、自分は音痴だと感じる方の多くが、歌っている曲がうろ覚えで、正しくメロディラインを覚えていないということがあるのです。そして、このような場合は、メロディラインを覚えることによって簡単に解決する問題でもあります。

メロディラインを覚えていないと、歌い出しの初めの音が探り探りになります。この時、音が合わないと、それ以降の音も合わなくなってしまうため、どうもしっくりこない、自分は下手だという認識に繋がっていきます。

つまり、歌いだしさえきっちり歌えたら基本的には正しいメロディラインで歌うことができるということになります。

歌声に自信がない人の中には、歌い出しが安定せず下の音から探るようにしたりする方も多くいるでしょう。このような歌い方ですといつまでたっても正しいメロディをつかむことができません。

まずは勇気をもって初めの一音を出してみましょう。そして、そのためには、歌いたい曲を何度も聞いて身に沁みこませることも重要になってきます。

また、歌っているのに途中で音がズレてしまうという方は、音の飛び方や組み合わせの練習をしてみましょう。

「ド」という音を出してみてください。この音を基準にします。自分の中での基準ですので、何かに合わせる必要はありません。そこから、まずは「ドレミファソラシド」と音階を付けていきましょう。

何度か繰り返したら、今度は「ド・ミ・ソ」「ド・ファ・ラ」のように、音を飛ばして発生していきます。音の飛びのイメージをつかむ練習になります。

「ド」で始まる音階に慣れてきたら、今度は「レ」や「ミ」など違った音で始めていきましょう。

これらのトレーニングは音の音程をつかむというトレーニングになります。音感をアップさせるということはすなわち音程をきちんと身に着けるということにもつながるのです。

正しい音程を身に着けることによって、音痴は飛躍的に改善していくでしょう。

このページのトップヘ