W610Q75_1

アナタの周りの人の中に、歌がうまいなぁという人はいますか?なぜ歌がうまいと感じるのでしょうか?

この記事では、カラオケで歌がうまいなぁと感じる人とはいったいどのような人なのかについて考えていきましょう。

カラオケで歌がうまいと感じる人のほとんどが、プロなわけではなく、ボイストレーニングなどをしているわけではない普通の人であることが多いですよね。

でも、歌がうまいと感じる人には、それなりの共通点があるのです。

それは…
・声が大きい
・音程が正しい
・リズムが正確
という大きく3つの要素があげられます。ひとつひとつ見ていきましょう。

■声が大きい

歌声が大きいと、それだけで、歌が上手に聞こえるものなのです。それはなぜでしょうか?

マイクを通しても聞こえるか聞こえないかの音量で歌う人を「歌がうまいなぁ」とはなかなか思いませんよね。また、震えるように自信なさげな声でも、歌が上手だなとは思われにくいでしょう。

大きな声で歌うと、それだけで声は震えなくなります。そうすると、声に自信が乗って、聞いている人に届きやすくなるのです。

ただし、歌が上手だなという人はずーっと大きな声で歌っているわけではありません。曲調に合わせて、声に強弱をつけています。

しっとりと歌うところはすこし声量を落として、サビに向けてだんだんと声を大きくしていき、サビに最高潮の声量をもっていくと、それだけで歌に盛り上がりがでて、上手に聞こえるのです。

■音程が正しい

カラオケのメロディと、実際の歌声の高さがずれていると、どう聞いても、歌が上手には聞こえにくいものです。やはり、基本ではありますが、音程が正しく取れている事というのも、歌が上手な人の鉄則と言えるでしょう。

カラオケで歌う時に、曲のキーを変更したことはありますか?実は、カラオケによっては原曲の音の高さではなく、一般的に歌いやすい高さに修正されていたりします。そのため、原曲と同じ高さのつもりで歌っていたらどうもしっくりこないなんてこともあるのです。

また、無理して原曲に合わせて、低すぎたり高すぎたりすると、声が出なかったり、音程が合わないことになり、聞いている側も大きな違和感を覚えてしまいます。

そのため、自分の音程に曲を合わせるというのもとても大切な事だといえますね。

■リズムが正確

歌が上手な人とリズム感がある人が同じと思う方は少ないかもしれません。でも、実はこのリズムというのが、その人の歌が上手に聞こえるかどうかというのを左右しているといっても過言ではありません。曲のリズムと、ぴたりと合っている人の歌ほど、聞いていて心地よいものとなります。

ほんの何分の1テンポでもずれてしまうと、曲との不協和音を感じ、変に感じてしまうのです。

そのため、リズム感があるかどうかというのも、歌がうまく聞こえるかどうかの重要なポイントと言えるでしょう。

大きなポイントとしては3つですが、そのほかにも、表情なども大切になってきます。悲しい曲なのに、満面の笑顔で歌われると、その曲を聞き入ることも難しくなってきますし、明るい曲を暗い声で歌われても、ノリが良くはならないものです。

カラオケで聞いている人に歌が上手だなと思われたければ、自分の中で、歌がうまい人とはという像を作り上げ、それに近づけていくということがとても大切になるのです。