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病は気からってよく言いますよね。これは、病気だ病気だと日ごろから思っていたら実際に病気にかかり易くなってしまう。常に元気だとポジティブに生活することによって、病気になりにくくなるといったような意味がありますが、歌に関しても同じです。

自分は音痴だとずっと思っているとなかなか歌は上手くなりません。また、音痴だと考えている人は自分に自信がないため、声が小さくなったり、震えたりしがちです。そうなるとますます音痴に拍車がかかってしまいますよね。

実は、カラオケに対しての意識を変えるだけでも歌は上手になるのです。今回は、そんなカラオケをする上での心の持ち方についてご紹介していきます。

どうしても、歌うのが苦手だという方、是非ご一読いただいて、なにかご参考になる点があれば実施してみてください。

■カラオケがなぜ苦手か考えてみる

まずは、なぜカラオケが苦手なのかを考えてみましょう。

あなたはなぜカラオケが苦手ですか?という問いかけに「人前で歌うことがイヤ」という方もいらっしゃるでしょう。では、なぜ人前で歌うことがイヤなのでしょうか。

人は誰しも、褒められるなら褒められたいし、できるだけいいように取られたいものです。カラオケが苦手という方の中には、「下手に思われたくないからイヤ」という方や、「皆の前で以前歌ったら変な空気なった」という方もいるでしょう。つまり、カラオケに対してというよりも、人前で歌うことに対して、周りの目を気にしているということになります。

では、アナタは他の人が歌う時にどうですか?そこまで意識して聞いていますか?上手な人の歌を聴くと「うまいなぁ」と思うことはあるかもしれませんが、普通の人の歌などを聞いていても特に何も感じないことの方が多いのではないでしょうか。

アナタの歌声も同じです。周りの人は自分で思っているよりも、歌をそこまで聞いていませんし、歌の上手い下手はそこまで重要視していません。

むしろ、楽しそうにしているや、つまらなそうにしているなどの雰囲気を見ています。つまらなそうにしている人ほど目立つものです。歌うのがイヤでも、せめて他の人が歌っているときは、楽しそうにしておきましょう。

■人はそんなに聞いていないと割り切る!

カラオケで歌うのが苦手な方は苦手だという意識と、周りの目を感じるという自意識からどんどんカラオケが苦手になる事が多いです。

でも、先ほど説明した通り、人はそこまで歌の良し悪しを気にしていません。下手でもいい!くらいの割り切りで声を出して歌ってみましょう。

まずは、出来るだけみんなの知っているノリの良い曲がオススメです。そうすると、もし途中で歌えなくなったとしても、周りの人が代わりに歌ってくれたり、みんなで合唱になったりします。

はじめから一人はイヤだとお考えの場合は、誰でもいいので「一緒に歌おう」と誘ってみましょう。そうしてみんなで歌っていくうちに、苦手意識はだんだんとうすれていくのではないでしょうか。

また、歌が上手と言われている人は、そういったことを気にしない人も多いです。上手に歌おうと気負わないで、楽しく歌おうという心掛けをすると良いかもしれません。